(タイトルはAI生成によるものです)
1年を振り返って何を買ってどうなったのかを備忘録的にまとめておこうと思ったら、ちょうど「買ってよかった2023」と題されたテーマでキャンペーンが張られていたので、それに便乗していくつかの品物を纏めておくことにしました。
とは言ったものの、「買ってよかったもの」は、言ってみればほぼすべてのものだと言っても過言ではないわけで、どういったものを取り上げようかと少し思案した結果、このキャンペーンの副題になっている「あなたの1年を変えた商品」に絞っていくつか見繕うことにします。
「1年を変えた商品」の解釈の余地もそこそこあると思いますが、基本的には“去年とは何らかの形で生活や習慣を変えたもの”という風に捉え、去年から何らかの形で私の日常を変えた商品を紹介することにします。
その際、何がどう変わったのか、についても併記します。
(リンクはアフィリエイトではありません)
①:GeForce RTX4090 AERO OC 24G
<何が変わった?>
- 4K144Hzのモニターの能力を最大限活かせるようになった
- 白色に統一したPCを組むことの魅力を知った
<詳細>
自作PCなどに触れている人であれば「RTX4090」と聞けばどういうものかすぐにわかるはずですが、わからない人向けに解説すれば、RTX4090はPCのパーツの中でも特にグラフィックの出力を主に司るパーツで、その中でも最上位のグレードにあたるものです。
このグラフィック出力を担うパーツのことをグラフィックボード、あるいはGPUと呼んだりしますが、RTXというのは、現在一般カスタマー向けにGPUを販売している2社のうちの1社、(謎の半導体企業)NVidiaから販売されているシリーズです。
そのRTXシリーズの中でも現状で最新世代が4000番台であり、その最上位機種として90番台がラインナップされている、と理解していただければ、「RTX4090」という暗号のような文字列の意味が分かると思います。
もう1社はAMDという企業で、そちらはRXというシリーズでも7000番台が最新世代です。「RTX」と「RX」という、頭文字は非常にわかりにくい両者ですが、今のところは番号を見ればどちらの企業のものか見分けがつきます。
……という型番の話は余談です。
そして、この「RTX4090」は上記のようにNVidia社が出しているグラフィックボードの最上位を示すものですが、このボードを利用してPCパーツメーカー各社がカスタマイズボードを出しています。
NVidiaが出しているモデルももちろんあるのですが(リファレンスカードと言います)、生産数はごく少数で、現在国内で正規に流通しているものはすべてPCパーツメーカーがカスタマイズしているモデルのみです。
上記の白いRTX4090は、そのうちの一社であるGIGABYTEという会社が出しているモデルになります。
「モニターの性能を最大限引き出す」という目的であれば、これ以外の会社のモデル(RTXシリーズは他にASUS、MSI、玄人志向、ZOTAC、PNY、ELSA等々)からも数多くのモデルが出されているので、その中から最安値を狙うのでもよかったのですが、白色モデルとなると数が限られています。
その中でも特にこのGIGABYTEから出ているAEROというモデルは、発表されたときにデザインを見て、私の中ではこれ一択というぐらいに気に入ったシンプルな白色の筐体でした。
上に掲載した写真は、真ん中にある巨大なAEROを中心としてパーツを用意した白色構成のPCです。
元々は特に色などにこだわってはいなかったのですが、一度白色で統一して組んでみたら自分の予想以上に気に入ってしまいました。
実はもう一台、白色PCを組んでしまったのですが、それはまた別の話……。
②:Minisforum UM790 PRO
<何が変わった?>
- ノートPC代わりにミニPCを持ち歩けるようになった
<詳細>
このブログでも何回か取り上げたミニPCです。
その使い勝手などに関しては、詳しくは
に掲載していますのでリンク先をご覧ください。
補足をすれば、もちろんUM790だけでノートPCに代わる環境を全て整えられるわけではないので、その他、モバイルディスプレイ、キーボード、マウス、モバイルバッテリー、USB-Cケーブル等々を揃えなければならないのですが、逆に言えばこれらさえ揃えればノートパソコンと同じ環境で、かつ色々と自分でカスタマイズできる環境を整えられるという点が魅力になります。
私はそれ以外にも、特にPCの耐久性という面でノートにはかねがね不満を持っていたので、そうした面からもこの環境を整えられたことに満足しています。
最大の欠点としては、ノートPCと違って作業環境を整えるのに少しだけ時間がかかるという点。重さは、総重量が実はそれほど変わらないので、少なくとも私にとっては特に問題になりませんでした。ただ、全部バラバラなので忘れ物が多い人にとっては苦労が多いかもしれません(かく言う私も……)。
もちろん「変わった」のは、ノートP`Cという作業環境がこちらに置き換わったという点ですね。
③:WAIZOWL OGM PRO
<何が変わった?>
- 自分に合ったデバイスを選ぶということの大事さを認識した
<詳細>
これは本当にたまたま店頭でモノを触ったら自分の掌にジャストフィットしたので、その場で購入を決定したものです。どうもゲーミングマウスに分類されるものであるようです。
このマウスの購入までは、高くても2000円台の事務用のもので満足していました。しかし、これを導入して以降はもっと手に合うものが他にもあるのではないかといろいろと探し、他にも2つほど似たような系列のゲーミングマウスを購入して別環境で使用しています。
しかし結局はこのマウスの使い勝手の良さが際立ちますね。予備としてもう一つ購入して、現状2個を手元で使い分けて消耗を抑えている感じです。
マウスについては特にチャタリングなどが出てしまうと、(中のスイッチを交換することもできますが)基本的には買い替えになりますが、その際に同じマウスが終売となっている可能性もわりとあるものなので、もし気に入った製品があった場合には少なくとも2つ以上は手元に用意しておくと安心できると思います。
それはそうと、これを購入したことによって、マウスのみならずキーボードにもまた目を向け始めています。
元々はデバイスについてそれほどこだわりのある人ではありませんでしたが、たった一つのデバイスとの出会いは色々なモノの見方を変えてしまうということを実感した一品でした。
④:SOUNDPEATS Air4 Lite
<何が変わった?>
- マイク内蔵でかつインナーイヤー型のイヤホンなので、昆虫観察動画の撮影にピッタリ
<詳細>
こちらは写真なしですがリンク先を見てもらえればどういうものかがすぐわかると思います。こちらは知っている人は知っているものなので、多くの人にとっては当たり前のように思えるかもしれませんが、私にとってはこういうものが欲しかった枠なのであえて紹介します。
ブラックフライデーで購入したものですが、個人的に非常にちょうどよいものでした。
まず前提として、私はイヤホンのカナル型は大嫌いで、それを避けるために自宅で使用している優先のイヤホンはすべてインナーイヤー型なのですが、イヤホン方面に疎かったため、つい先日までインナーイヤー型でこんなに便利なワイヤレスイヤホンの存在を知りませんでした。
使用してみると、意外にマイク機能も優れていたため、リモート会議などでもいままではヘッドホンを使っていたところをこのイヤホンで済ませられるようになりました。
まあそれは二の次の利便性で、もっとも私にとって役立ちそうなのが昆虫観察時の動画撮影です。
もともと趣味で昆虫観察を続けているのですが、その際にスマホで動画などを撮影しようとするとマイクとイヤホンの両方が必要である局面がけっこうあり、しかも夜中の昆虫観察では、虫の羽音を聞くなど、周辺環境の音を聞くことのできる状態でないといけないこともあるので、インナーイヤー型のこの製品を手に入れられたことで、来年の昆虫観察ががぜん楽しみになってきました。
(レビューを見る限り、少し耳の小さい人にとっては大きすぎるきらいがあるようなので、その辺に注意が必要そうです)
万人が知ってて自分が知らないものを、万人向けじゃない用途で重宝するという少し変わった紹介になりました。
総評
● 今年はどちらかというとディスプレイや机周りなどの大きなものというよりも、マウスやキーボードなどのよりミニマムな周辺機器とPCパーツに注力した1年だったような気がします。
しかしその結果、自室にPCの筐体が5つあるような状態になってしまったので、来年は少し断捨離することを考えています。でも来年はRyzenの新型CPUが発売されるので、少なくともCPUは買うことになりますね……。
● マウスで特に実感しましたが、プロダクトが良いものに触れてしまうと途端に色々なもののインターフェイスが気になってきてしまうというという点が、今年得た一番の教訓かもしれません。
マウス以外にも、実はマイクを吊るすためのマイクアームでも少し値段の張るものを購入したのですが、これがとても造りのよいものでした。自分が思うところにぴったりと止まって固定できるので、ちょっとした調整などが非常にやりやすく、しょっちゅうマイクを動かす必要のある趣味をやっている身からすれば一刻も早く手に入れておくべきものであったと後悔するレベルで良いものでした(Elgato Wave Mic Armというものです)。
こちらも上で紹介しようかとも思いましたが、マウスと同じ内容になってしまうため、衝撃度の高かったマウスだけを掲載するに至りました。
こうした“作りの良いもの”は必ずしも値段の高いものでなくともあるのですが、相対的に見ればやはり値段の高いもののほうが良い傾向にあることは確かです。
あとは結局、自分にとって使いやすい、という点が一番大事なので、可能であれば買う前に一度、実機に触って確かめるという作業がとても重要です。
ただ、もう一つ重要なのは、実機を触って確かめても、実際に使用する環境でない場合にはその確認が却って仇になってしまうことがあるということです。
モニターの大きさなどは売り場に行くと32インチでも小さく見えてしまう場合がありますが、自分の実際の作業机の大きさなどを正確に知っていれば、ある程度は売り場補正を回避することができます。
ですので、メジャーなどで常に購入するものの大きさを測る癖をつけておくと良いと思います。
● あと一つ、来年の抱負があるとすれば、もう少しソフト面の使い方の勉強をして、PCのスペックを上げるだけじゃなくてそれをうまく使う方法を学びたいなと思います。ただ、個人的にはモノを手で弄るのがやっぱり一番好きでもあるので、うまくバランスをとることができればなぁと。
また、それと同じような話ではありますが、今年はインプットの時間が極端に少なかったので(アウトプットもそれなりに少なかった)、その両面のバランスを取っていきたいと思っています。
基本的に自分はインプットをする時期とアウトプットをする時期をある程度明確に分けて物事を進める感じで生きてきているので、その辺の境界線をもう少しあやふやにできれば、と。
何かごちゃごちゃと述べてしまいましたが、来年もいいものに巡り合い良い1年とできるように願う次第です。
皆さまにとっても来年が良い年となることを祈念しております。