1.導入
このサブ2号機で、普段使っているパソコンはすべてになります。そのほかのPCの構成は以下。
このサブ2号機が いちばん最近大きく構成を変えたものになる。
具体的にはZen3だった構成をZen4に換装した。
元々こちらのPCはベッドで寝たまま使えるようにするためのものなので、特にCPUやGPUが強い必要はなかったのだけれども、結果的にFHD環境であれば不満ないような構成になってしまった。
2.構成
<パーツ構成>
サブ1号機の構成もだいぶ変わったが、サブ2号機はサブ1号機にもまして変更が多く、同じものはOS入りのSSDとケースのみ。他のほとんどのパーツは換装されている。
少し前までは5600Xと1660superと積んでいたが、そのパーツが丸々お役御免となっている。
前述の通りごろ寝PCとしては5600X+1660superでも十分すぎるほど強いのだが、2024年2月頃にGIgabyteから白基盤のマザボが登場して安売りしていたので、こちらのケースに合わせてmicroATXを購入してしまったがゆえになし崩しで換装に至った。
自作PCは一つ欲しいパーツがあると構成が丸々変わってしまうこともあるから、一つ一つの単価はそれほどでなくとも(むしろそれほどでないからこそ)なし崩し的に丸ごと入れ替えというのがたまに起きてしまう。いと恐ろしや。
3.簡易レビュー
上記構成の中でつい最近換装した赤字パーツについて、以下簡単に所感など。
① CPU:AMD Ryzen7 7700
こちらはZen4がローンチされたときに発売されていた7700XのTDP65Wバージョン。パソコン工房で安売りしていた時に購入した。
TDPが65Wであるというところから、当初はアイドル時の温度が5600X波に低いのかと思ったがそうでもなく、同じクーラー(Thermalright Frozen Magic 280 Scenic V2)を使っているにもかかわらずアイドル時は10℃ほど上がった(27℃→37℃)。ただ、5600Xの時が低すぎるというのもあるが……。
その分上振れはX付きの他のCPUよりは抑え目で、FF15ベンチを回しても60℃を上回ることは少ない。そうした意味では扱いやすい8コアという位置づけ自体は外していないので、(値段さえ安ければ)かなりお勧め。
②GPU:Radeon RX 6600XT Challenger
何気に私としては初めて買ったRadeonです。用途が用途なので、特にGeforceとの違いを感じることもなく快適に使用できている。
RX6600XTと7700との組み合わせでのベンチ結果はFHD再考設定で9000を超える程度(かなり快適)ぐらいなので、FHDであればたいていのゲームには困らないぐらいの強さはある。
自分の用途的には少しオーバースペックな点が気になるが、もしもの時のためのリザーブとしても考えるのであれば妥当な性能かな……と無理矢理納得している。
③M/B:Gigabyte B650m Aorus Elite Ice
こいつがすべての元凶(風評被害)。
白基盤を使ったマザーボード自体が珍しいが、こいつはちょうどいいスペックでちょうどいい感じにmicroATXのケースに収まってくれるものだったので、安い時期に購入。
通常のATXと比べてよいと思った点は、microATXの方が下部のスペースがないためにPCIeのスロットが4.0×16×2となっている点(片方は実体は×4だけど)。ATX版のICEはPCIeがグラボ用に4.0×16が用意されているが、残りのレーンは3.0となっていて、しかも排他っぽい(仕様書読んでも意味がちょっと分かりづらい……)。
PCIe自体、私はあまり使わないところもあるが、一応メイン1号機で有線LANの10Gbps用ポートを使っていることもあり、予備機としてしっかりしたレーンが欲しかったのでこちらを選んだ。
VRMやチップセットを含めて今のところ温度には特に不満はない。
④Gigabyte Aorus RGB 6000mhz(非売品)
ギガバイトのキャンペーンでマザーボード購入時についてきたやつ。
CL40の1.3Vなのでそれほどタイミングが詰められているわけではないが、まあ普通にEXPOが通るので何の心配もない。
マザボ自体は(どのメーカーかはわからないが)7200MhzのOCメモリも普通に通るらしいので、次期ZEN5での使用を見据えてもいいかもしれない。